Vinyl Zapper® 導入事例
加熱も薬剤も使わず、回転工具による制御された機械的作用でラッピングフィルム、車両グラフィック、標示類を除去します。氷点下での作業、リース返却車両の原状回復、鉄道車両の傷つきやすい内装面での実施例をご紹介します。いずれも塗膜・素地を傷めずに施工しています。なお、以下はいずれも欧州で実施された事例です。日本国内での事例は現在準備中です。
氷点下(−5°C)でのラッピング除去、塗膜へのダメージなし
−5°C の環境ではフィルムが硬化し、粘着剤も柔軟性を失うため、加熱による方法では作業が遅く、仕上がりも不均一になりがちです。局所的な過加熱は、OEM 塗膜を軟化させるおそれもあります。Vinyl Zapper®(ビニールザッパー)は、加熱も薬剤も使わず、回転工具による制御された機械的作用でラッピングを除去するため、氷点下でも安定して作業できます。
本事例では、車両を暖房のある屋内へ移動させることなく、屋外で作業を完了しています。塗膜の損傷、粘着剤の伸び広がり、過大な振動はいずれも発生しませんでした。冬季を含む通年のフリート管理に適用できる方法です。
氷点下でのラッピング除去 — 数値で見る
暖房設備のある屋内に入れることなく、氷点下の屋外で除去を実施。
本事例において、加熱・手作業による従来方法と比較して確認された結果です。
純正塗膜の損傷、および粘着剤の伸び広がりはいずれも発生していません。
氷点下で Vinyl Zapper® が選ばれた理由
加熱・薬剤を使用しない
回転工具による制御された機械的作用のため、フィルムを温める必要がなく、氷点下でも安定して作業できます。
OEM 塗膜を保護
フィルムと粘着剤をまとめて除去しながら、純正塗膜を傷めず、粘着剤を伸ばして広げることもありません。
振動が少なく滑らかな操作
工具の制御性が高く、長時間の作業でも作業者の負担を抑えられます。
屋外での作業が可能
暖房のある屋内へ移動させずに施工でき、冬季の車両回転率を落としません。
Arval:リース返却車両からのフリート用ラッピング除去
フリート車両の返却時、Arval は車両を原状に戻す必要があります。フルラッピング、ロゴ、車両番号、粘着剤を、塗膜を傷めずに除去しなければなりません。中古車流通(リマーケティング)では、塗膜の状態がそのまま再販価値に影響します。
MontiPower は Vinyl Zapper® を納入し、技術者向けの実技研修を現地で実施しました。加熱も薬剤も使わない回転工具による制御された機械的作用は、損傷の主な原因である「過加熱による塗膜の軟化」と「溶剤によるシミ」の2点を排除します。その結果、作業者によらず、フリート全体で安定した仕上がりが得られています。
Arval — 導入の結果
本導入において、従来方法と比較して確認された結果です。
加熱も薬剤も使わずに除去したためです。
Vinyl Zapper® の納入と、技術者向け実技研修の現地実施。
Arval — 導入で得られたこと
安全な除去
傷も過加熱も発生しません。損傷の主な原因2点を取り除いた方法です。
車両回転の高速化
作業時間が短縮され、工場内の1ベイあたりの生産性が向上します。
原状回復コストの低減
再販に向けた仕上がりが安定し、リース返却車両の商品化がしやすくなります。
品質の再現性
手順を標準化することで、作業者によらずフリート全体で同じ結果が得られます。
鉄道車両のラッピング除去:金属面と突板(つきいた)
鉄道車両の維持管理では、感度の異なるさまざまな面から標示やラッピングを除去する必要があります。塗装鋼板、保護塗膜、そして傷つきやすい内装の突板パネルなどです。スクレーパーは傷や削り跡を残し、薬剤はシミとなって木部に浸透し、研磨ディスクは塗膜を過加熱させます。
Vinyl Zapper® は、金属面と突板の両方で試験されました。加熱も薬剤も使わない回転工具による制御された機械的作用により、振動を抑えながら精密に除去でき、傷つきやすく交換費用の高い面にも、傷、削り跡、過加熱を生じさせませんでした。
鉄道車両 — Vinyl Zapper® が適する理由
金属も木部も1台で
塗装鋼板からも、傷つきやすい突板からも、方法を変えずに除去できます。
傷・削り跡が出ない
塗装鋼板、突板、保護塗膜のいずれにも損傷は確認されませんでした。
過加熱が生じない
加熱も薬剤も使わないため、変色、膨れ、木部のシミが発生しません。
振動を抑えた精密作業
内装パネルの端部や細部でも、滑らかに制御しながら作業できます。
まずは資料のご確認から、デモのご相談まで。
日本オフィスの担当者が、作業内容に応じた工具とベルトの選定、技術資料のご提供、デモおよびサンプル施工のご相談に対応します。ご検討の段階に合わせてお使いください。



