塗膜の劣化が進む前に、重要な鋼構造物を守る
鋼構造物の耐久性は、ISO 12944(塗料および関連製品による鋼構造物の防食)に沿った素地調整から始まります。
橋梁・鋼構造物の維持管理における課題
橋梁、鉄塔、公共の鋼構造物は数十年の供用を前提に設計されますが、腐食は現在も劣化の主要因であり、その多くは素地調整の不足から始まります。塗替えを前提とした維持管理では、素地調整の品質がそのまま塗装系の寿命に反映されます。
鋼構造物の耐久性は素地調整から始まります。
気象条件と大気汚染
水分、紫外線、工業地帯の大気汚染物質に常時さらされます。
塩分と振動
凍結防止剤、大型車両の通行、構造物の振動による影響を受けます。
有害物質を含む旧塗膜
鉛などの有害物質を含む可能性のある旧塗膜への対応が必要です。
第三者への安全確保
市街地では、粉じん、騒音、安全に関する規制が厳しく適用されます。
供用中・制約の多い環境でも、仕様どおりの素地調整を
鋼構造物の維持管理は、これまで損傷が目に見えるようになってから補修する形が中心でした。MontiPower®(モンティパワー)は、供用中の構造物や養生が難しい環境でも仕様どおりに素地調整を行えるようにすることで、予防保全型の維持管理を支えます。
動力工具による素地調整でありながら、ブラスト処理と同等の表面品質が得られます。清浄度は ISO 8501-1 Sa2½ 相当(国内仕様の1種ケレンに相当する清浄度/BB 11 mm ベルト、錆度D での試験結果)で、活膜を残して不良部のみを除去する3種ケレンの範囲から、旧塗膜を全面的に除去する範囲まで、同じ工具で対応できます。塗替え工事での使用例は導入事例を、塗装系との適合データは技術資料をご覧ください。ブラスト用の全面養生や広範囲の車線規制を伴わずに施工できるため、跨線橋、門型標識柱、鉄道沿線の鋼構造物など、長時間の通行止めが難しい対象にも適用できます。
維持管理上の重要部位
エッジ・継手部
応力が集中しやすい部位に、母材を傷めずに均一な表面プロファイルを形成します。
橋梁・鉄塔
交通と周辺環境への影響を抑えながら、主要部材の素地調整を効率的に進めます。
市街地・公共空間
粉じん、廃棄物、養生設備を抑えて施工でき、人口密集地での規制対応を後押しします。
長寿命化・補修工事
既設鋼材の健全性を保ちながら、旧塗膜と腐食部を除去します。
研削材を使わない仕上がり
ブラスト処理と同等の表面品質が、飛散する研削材なしで得られます。
均一なアンカープロファイル
応力の集中する部位でも、安定した表面プロファイルにより塗膜の付着性を確保します。
周辺への影響を低減
粉じん、廃棄物、騒音が少なく、市街地や公共空間での施工に適しています。
第三者と作業者の安全
養生設備を簡素化でき、作業者と周辺の第三者の安全性が高まります。
後片づけの負担軽減
ブラスト処理と比べ、廃棄物の処理と清掃の負担が小さくなります。
長期の使用実績
世界各地の長期供用鋼構造物で、数十年にわたり使用されています。
現場で実際に使われている機種
いずれも素地調整の異なる課題に向けて設計されています。重度の腐食除去から、素地を傷めない精密な塗膜除去まで対応します。
まずは資料のご確認から、デモのご相談まで。
日本オフィスの担当者が、作業内容に応じた工具とベルトの選定、技術資料のご提供、デモおよびサンプル施工のご相談に対応します。ご検討の段階に合わせてお使いください。



